平成28年　熊本地震の被災者の皆様に心からお見舞い申しあげます。
さて、新緑の季節となりました。
皆様　いかがお過ごしでしょうか？
日本女性の自立は進んだと言われることが多くなりました。
「すべての女性が輝く社会づくり」が政策として掲げられ、確かに
政財界で脚光を浴びる女性も増えてきましたが、日本に住む大半の
女性のライフコースについて言えば、親、夫、子供などの重要な他者に
よって、あるいは男性と男性優位社会に照準を合わせた
社会システムによって、いまだに自分の世界が分断されやすいのが
紛れもない特徴であるように思います。
重要な他者や社会システムを時には優先し、およそ更年期にその
多様化の頂点を迎える女性のライフコースは、やがて親の介護や
自分自身の体調不良など、世代を横断するストレスを再び内包して
いくことになります。